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ペット葬とは?費用や実施のポイント、おすすめのエリアをご紹介

ペット葬とは?費用や実施のポイント、おすすめのエリアをご紹介

近年は、ペットが亡くなったときに葬儀などを行い、人と同じように供養する「ペット葬」を利用する方が増えています。今までの「ありがとう」を伝える場にもなっており、後悔なく最後のお別れをするための重要な場です。今回は、そんなペット葬の概要や費用感、おすすめのエリアなどをご紹介します。

 

 

ペット葬とは?

ペット葬とは?

ペット葬とは、愛するペットが亡くなった際に行われる葬儀や火葬、納骨などの供養の様式を指します。故人を見送る場合と同様に丁寧に弔うことで、飼い主や家族がペットの死を受け入れるきっかけにもなる重要な過程です。

ペット葬の歴史

ペット葬の歴史を振り返ると、寺院でペットを供養する文化は以前からあったものの、あくまで檀家や信者向けに提供されているものでした。一般家庭のペット向けに葬儀や火葬のサービスが本格的に提供されるようになったのは、諸説あるものの、1950年前後といわれています。まずは東京都や神奈川県の企業が動物霊園事業をスタートし、その後はペットブームの影響もあり、全国に広がっていきました。

ペット葬の需要が高まっている理由

ペット葬の需要が高まっている背景には、ペットに対する意識の変化があります。元々、ペットの多くは家畜として飼われていましたが、現代では生きがいや癒しを与えてくれる存在として愛され、大切にされています。そのため、ペットが亡くなった際にも人と同じようにしっかりと供養したいと考える方が増え、ペット葬のニーズにつながっています。

加えて、ペットの焼却や埋葬に対する抵抗感も、ペット葬が増加している要因の1つです。かつては、ペットが亡くなった際に自宅の庭に埋めて埋葬することもありました。しかし、衛生面などの問題によりペット葬を選択する方が増えています。

 

ペット葬を実施する際のポイント

ペット葬を実施する際のポイント

ペット葬を実施する際は、人と同じようにさまざまなことを検討する必要があります。ここでは3つのポイントを解説します。ペットが亡くなってから悲しみの中で決める必要がないように、事前に家族で話し合っておくことがおすすめです。

1.火葬の方法をどうするか

まず、火葬方法を検討します。具体的には、個別葬・合同葬・特別葬の3種類のプランがあります。

個別葬は、人と同じようにペットの遺体を個別に火葬する方法です。合同葬と比較すると費用はかかるものの、大切なペットをゆっくりと送り出すことができ、火葬後は遺骨を拾うこともできます。専用のお墓を用意する場合や、人とペットが一緒に入ることのできるお墓を購入する予定がある場合は、個別葬を選択するのが良いでしょう。

合同葬は、ほかの家のペットと一緒に火葬を行う方法です。火葬後に遺骨を拾うことは基本的にできません。また、火葬後はそのまま共同墓地で合祀となるのが一般的です。

特別葬は、飼い主や家族がオリジナルのペット葬プランを立てられる方法です。例えば、お葬式や火葬だけでなくお通夜を行ったり、お友達のペットにも見送りに来てもらったりできます。

2.お葬式をするかどうか

続いては、ペットが亡くなった後にお葬式をするかどうかを検討しましょう。ペットのお葬式は、ペット霊園やペット葬儀社などで実施しています。お葬式を行う場合は、火葬だけでなく葬儀まで対応してもらえる事業者を選ぶ必要があります。また、お葬式のスタイルに関して、宗教や宗派の観点で希望がある場合は、事前に確認しておくことが重要です。

3.お墓を作るかどうか

最後に、ペットを埋葬するお墓を作るかどうかを決めましょう。ペット専用のお墓だけでなく、飼い主とペットが同じお墓に入れるサービスを提供している霊園もあります。また、自宅の庭などにお墓を作る方もいます。お墓を用意しない場合は、自宅で遺骨を保管したり、ペット用の納骨堂に納骨したり、ペット霊園の合祀墓へ埋葬したりなどの方法があります。

 

ペット葬にかかる費用の目安

ペット葬にかかる費用の目安

ペット葬にかかる費用の総額としては、1万円から数十万円程度が目安です。金額に幅があるのは、ペット葬はペットの種類やサイズ、火葬方法、埋葬方法によって料金が変動するためです。例えば、小動物を合同葬で送り出し、合祀墓で弔う場合は価格が安く、大型の動物を個別葬で見送り、個別墓に埋葬する場合は費用が高くなる傾向にあります。

以下の表では、火葬方法ごとの費用感をペットの体重別に示しています。

◆火葬費用ごとの目安

体重 ペットの例 合同葬 個別葬
1kg未満 小鳥、ハムスター等 5,000~10,000円 13,000~40,000円
10kg未満 小型犬、猫、ウサギ等 10,000~25,000円 17,000~40,000円
25kg未満 中型犬 20,000~35,000円 30,000~45,000円
25kg以上 大型犬・超大型犬 30,000円~ 35,000円~

特別葬の場合は、葬儀プランに応じて費用が変動します。また、実際は上記の火葬費用に加えて、埋葬にかかる費用も発生します。合祀墓の場合は3,000円~3万円、個別墓は10万~30万円、納骨堂の場合は1万円~数十万円が相場です。霊園によっては人とペットが同じお墓に入ることのできるケースもありますが、費用は霊園ごとに異なります。なお、自宅で遺骨を保管する場合は、埋葬費用はかかりません。

 

ペット葬のエリア選びのポイント

ペット葬のエリア選びのポイント

思い出の地を選ぶ人もいる

ペット葬では、近隣以外にペットとの思い出が詰まった場所にお墓を購入する方も多くいます。例えば、「一緒に訪れた思い出の土地」「自然が豊かで安心して眠れる場所」などが人気です。近年では、家族とペットが一緒に入ることのできるお墓も注目されています。

ペット葬には伊東エリアがおすすめ

ペット葬をご検討の場合は、静岡県の伊東エリアがおすすめです。伊東市は静岡県の最東端に位置し、市内の44.7%が「富士箱根伊豆国立公園区域」に指定されている自然豊かなエリアです。ハイキングに適した山々だけでなく、東は相模湾に面しており、山と海の両方を楽しむことができます。また、温泉地としても広く知られており、毎年多くの観光客で賑わっています。

伊東エリアをおすすめする理由

伊東エリアでペット葬を行えば、お墓参りのついで観光ができます。旅館に泊まって山や海の幸を味わったり、ユネスコ世界ジオパークに認定されたジオサイトを訪れてレジャーを楽しんだりなど、お墓参りが思い出に残るイベントになります。「お墓参りに行くのが億劫」という気持ちがなくなり、天国のペットも喜んでくれるでしょう。

また、伊東エリアであれば、大自然を感じられる環境で大切なペットを埋葬できるのも魅力です。中には伊東の山々や海を一望できる霊園もあり、自然葬や樹木葬に興味のある方からも人気があります。

さらに、伊東エリアにはペットが遊べる施設が充実しているのも見逃せないポイントです。ドッグランやペットと一緒に入店できるカフェを併設したドライブイン、伊豆半島屈指の桜の名所など、生前からの思い出作りにも最適です。ペット葬を行う場所でお悩みの場合は、伊東エリアを候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

ここまで、ペット葬の基本情報や費用相場、実施する際のポイント、おすすめのエリアをお伝えしました。ペット葬は、家族同然のペットを送り出す大切な儀式です。愛するペットとの最後の別れを思い出に残すためにも、生前から家族で話し合っておきましょう。

 

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